マルヤス製麺所の歴史
神戸の台所、神戸新鮮市場に
麺類専門の製造直売所を開業しまして70年以上がたちます
昭和23年 | 神戸市兵庫区荒田町4丁目にて岡本安次が岡本製麺所として創業 |
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昭和38年 7月6日 |
有限会社岡本特殊麺部設立登記 |
昭和40年 10月1日 |
有限会社岡本商店へ商号変更 |
平成3年 | 倒産 |
平成7年 | 阪神淡路大震災により兵庫区荒田町2丁目へ工場移転 |
平成15年 | 地神直樹 代表取締役に伴い有限会社 マルヤス食品に社名変更 |
平成24年 | 兵庫区三川口町3丁目へ工場移転 |
令和4年 | 令和4年新型コロナウイルス蔓延等により急速な業績悪化 神栄グループ参画に伴い地神秀治 代表取締役会長に就任 地神直樹 取締役社長に役員変更 |
株式会社マルヤスは昭和23年に母方の祖父 岡本安次が神戸市兵庫区荒田町4丁目にて岡本製麺所として創業いたしました。 昭和40年には母方の叔父 岡本純弘が2代目を継承し、株式会社ヤマキを買収した後、卸を含めた事業拡大のため有限会社岡本商店を設立いたしました。順調であった経営も平成3年のバブル経済崩壊の煽りを受け倒産を余儀なくされましたが、父地神功三はその事業を引き継ぎ再建への道を図りました。強い気持ちで再建に成功したものの、平成7年に忘れえぬ阪神淡路大震災が地元神戸を襲い店舗・工場共に全壊。それでも父地神功三は諦めることなく製麺工場を神戸市兵庫区荒田町2丁目に移転し、神戸の街と共に復興・復旧に成功しました。平成15年には弟 地神直樹が事業継承し代表取締役に就任社名を有限会社マルヤス食品に変更しました。さらに平成24年には製麺工場を神戸市兵庫区三川口町3丁目に移転し事業は顧客拡大にも成功。時代は令和を迎えこのまま安定した商売が続くと思われた矢先、世界中を混乱に陥れた新型コロナウイルス蔓延により業績は見る見るうちに悪化しまたもや窮地に立たされました。
この未曾有の出来事で70年以上続いた家業の灯を絶やすわけにはいきません。そこで株式会社マルヤスは製麺事業として神栄グループに参画し、グループの総合力で再起を図るべくあらたに店舗兼工場を新築する運びとなりました。
昭和から続く伝統の製法、さらに令和の最新システムによる製法を融合させた安心・安全のめんを皆様の食卓にお届けいたします。またマルヤスの美味しさをもっとたくさんの方に知っていただくため、ネット販売も開始します。これからは地域の皆様のみならず日本中の皆様に愛されるよう社員一同、日々精進してまいります。これからも変わらぬご愛顧よろしくお願い申し上げます。
昭和23年の創業以来、麺一筋。
近くの工場で製造して店で販売。
うどん屋、ラーメン屋、お好み焼店に卸売もしています。
ミナイチより北にあるのが、湊川中央市場から阪神淡路大震災以後生まれ変わった『ハートフルみなとがわ』。
当店は、昭和23年の創業以来、麺一筋で神戸の台所、神戸新鮮市場にて麺類の製造・販売をいたしております。
株式会社マルヤス
〒652-0042
神戸市兵庫区東山町1丁目1-17-2 マルヤスビル
TEL 078-511-5126
FAX 078-511-5167
営業時間:9:30~18:00
定休日:日曜日
株式会社マルヤスでは、SDGsで具体的な目標として言及されているフードロスの問題を積極的に取組むことで地域への還元、社会問題解決へ繋がるものと考えています。具体的に以下の事を実現していきます。
- 店頭販売で売れ残った品は地域の子ども食堂へ無料でお配りしています。
- 製麺所で出た切れ端などの麺は離乳食用への加工やペット用に加工し無償提供を行います。またこれからは廃棄処分になった麺はバイオエタノールや肥料の製造、ゆで汁のリサイクルの研究にも取り組んでまいります。